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Sample report

サイト引き継ぎ診断
報告書の見本

「前の制作会社と連絡が取れない」「管理画面に入れない」というサイトを引き継ぐ前に、私たちは「いま何が誰の名義で、どこが危ないか」を先に調べて1枚にします。これはその報告書の見本です。社名・ドメイン・名義・期限はすべて架空で、実在の企業やサイトとは関係ありません。

Handover Assessment / Report

サイト引き継ぎ診断 報告書

Client
株式会社サンプル工務店(架空)
Site
www.example.jp(WordPress・公開から約6年・会社案内と施工事例)
Method
公開情報の調査(ドメイン登録情報・DNS・サーバー・使用技術)と、ご担当者へのヒアリング1回。サーバーや管理画面へのログインはしていません
Author
Degipri(有限会社 山﨑アート印刷)
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結論

Overall危険度
  • ドメインの名義と更新の支払いが、前の制作会社にあります。更新期限まで残り約40日。期限を過ぎるとサイトとメールが同時に止まり、自社だけでは取り戻せません。最優先です。
  • WordPressの管理者アカウントは制作会社のもの1つだけで、自社は「編集者」権限です。テーマやプラグインの更新、バックアップの取得ができない状態です。
  • サーバー契約は自社名義で、SSLとGoogleビジネスプロフィールも自社の手元にあります。ここは守られています。
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契約主体の一覧

サイトを動かしている契約とアカウントを、「誰の名義で、誰が払い、誰がログインできるか」で棚卸ししました。危険度の基準は次の項にあります。

表は横にスクロールできます。右端が危険度です。

項目契約・名義費用の支払いログインできる人更新期限危険度
ドメインexample.jp前の制作会社登録者名も制作会社制作会社旧保守費に含まれていた制作会社のみ残り約40日
DNSネームサーバー制作会社の管理画面制作会社制作会社のみドメインに従う
WordPress管理者権限制作会社のアカウント1つなし制作会社。自社は編集者権限なし
レンタルサーバー自社契約者IDは自社自社(年払い)自社パスワードが不明。再発行で回復可残り約8か月
メールinfo@ ほか3件サーバー付属自社自社ドメインに従う
アクセス解析GA4 / Search Console制作会社担当者の個人Google無料制作会社のみなし
お問い合わせフォーム外部サービス制作会社の無料アカウント無料制作会社のみ通知先は自社メールなし
有料テーマ・プラグイン制作会社のライセンス制作会社制作会社不明
SSL証明書サーバー付属(無料)自社自社自動更新
Googleビジネスプロフィール自社無料自社なし
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危険度の判定

  • 失うと、サイトかメールが止まる。自社だけでは取り戻せない。
  • 止まらないが、直せない・数字が見えない・引っ越せない。
  • 自社の手元にある。いつでも移せる。
  • ドメインとDNS

    ドメインは「登録者」が権利者です。いまの登録者は制作会社なので、期限が来て更新されなければ失効し、第三者に取得されるおそれもあります。制作会社と連絡が取れなくても、当時の契約書や請求書で「実質的に当社のために取得された」ことを示せると、名義変更や指定事業者の変更を進めやすくなります。

  • WordPressの管理者権限

    編集者権限では記事の更新しかできず、更新の止まったテーマとプラグインが放置されています。管理者権限はサーバーの契約者IDを回復すれば、データベース経由で自社名義の管理者を作ることができます。

  • アクセス解析とフォーム

    止まりはしませんが、数字が見えず、フォームの設定も触れません。移管でなく「自社名義で作り直す」ほうが早い項目です。過去の数字は必要な範囲だけ書き出します。

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引き継ぎ手順書

上から順に進めます。 の3件を、更新期限の30日前までに終えることが目標です。「誰が」の欄で、お客様にお願いする作業を分けています。

  1. 先に、いま取れるバックアップを取る

    WhoDegipri

    編集者権限で書き出せる記事・画像と、サイトの表示をすべて保存します。名義変更の交渉中にサイトが止まっても、作り直せる状態を先に確保します。

  2. サーバーの契約者IDを回復する

    Whoお客様

    サーバー会社でパスワードを再発行します。登録メールアドレスが受信できるかを先に確認します。ここが回復すると、全体のバックアップと管理者アカウントの作成に進めます。

  3. ドメインの名義変更を、書面で申し入れる

    Whoお客様 / 文面はDegipri

    前の制作会社に「登録者名義の変更、または指定事業者(レジストラ)の変更」を、期限・ドメイン名・宛先を明記して申し入れます。文面と送付先の候補(登記上の住所・代表者)は私たちが用意します。

  4. 返答がない場合の手順に切り替える

    Whoお客様 + Degipri

    返答期限を過ぎたら、契約書・請求書・振込記録を揃え、現在の指定事業者に相談します。注: 権利関係に争いがある場合は、法的判断が必要になるため、弁護士への相談をご案内します。私たちは技術面の整理と資料づくりを担当します。

  5. WordPressに自社名義の管理者を作り、旧アカウントを停止する

    WhoDegipri

    管理者を2つ(お客様ご本人・Degipri)作成し、制作会社のアカウントは削除でなく停止にして履歴を残します。あわせて、放置されていたテーマとプラグインを更新し、全体のバックアップを自動化します。

  6. 計測とフォームを自社名義に作り直す

    WhoDegipri

    GA4とSearch Consoleを自社のGoogleアカウントで新設し、フォームは自社アカウントで再設定します。通知先のメールと、送信テストまで確認します。

  7. DNSを自社の管理に移す

    WhoDegipri

    名義が戻ったら、ネームサーバーを自社が触れる場所(サーバー会社か指定事業者)へ切り替えます。メールが止まらないよう、先にMXとSPFの設定を写し、TTLを短くしてから業務時間外に切り替えます。

  8. 「持ち物リスト」を納品して完了

    WhoDegipri → お客様

    すべての契約・アカウント・更新期限・支払い方法を1枚にまとめてお渡しします。次に誰に頼むことになっても、そのまま渡せる状態にして終わります。

Degipri / Handover Assessment

同じ形で、あなたのサイトを棚卸しします。

サイトのURLと、分かる範囲の契約状況を教えてください。ログインをいただかなくても、ここまでは調べられます。

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